団地ってなに?

団地は昭和30年ごろにできた日本住宅公団(都市再生機構)が供給した住宅のこと。
水洗トイレやダイニングが一般的ではなかった当時、ダイニングキッチンや水洗トイレ、ベランダを取り入れた最先端の住まいでした。
当時は年収の制限とかなどがあって、比較的裕福な人を対象とした住宅だったようです。
ただ、供給を目的としたので部屋はそんなに大きくなく40平方メートル前後の部屋が多かったようです(今で言う1DKくらいの広さ)
当時の団地のPR動画
長さからすると映画のCMだったと思う。なんかこわい。
団地って売れるの?
じゃあ団地って売れるの?って事なんですが、結論。売れます。
ただし値段はそんなに高くならない事が多くて、2000万!3000万!みたいな金額で売れることはほぼありません。
なぜなら、築年数が経っている物件が多いのと、マンションのようにエレベーターがなかったり、オートロックでなかったりなど、設備が昭和のままのことが多いので
どうしても金額が安くなります。
マンションを買う余裕がある人がわざわざ団地を買わないので、値段設定を間違えると途端に売れ残ってしまいます。
団地を貸すのはお勧めしない

団地を貸すこともできますが、個人オーナーとしては結構大変。
というのも、団地は主にURが大規模に宣伝を打ってCMをしているので、不動産屋さんを通じて住んでもらう人を探すのは至難の技。
それなら手数料無料のURとかビレッジハウスが主なライバルになるので売れるなら売ってしまう方がコストがかからないと思います。
不動産屋さんも賃料が安いのであまり積極的に動かない事が多いです。
団地を専門に売ってくれる不動産屋さんはある?
団地を専門に扱っている不動産屋さんは僕は聞いた事がありません。
専門の不動産屋さんに頼む事がほぼできないので、団地の住所の近くにある不動産屋さんに頼むのがお勧めです。
団地を実際に売る時にすること
家財の処分はどうしたらいい?
ガスコンロ、ガス給湯器、エアコン、照明器具、網戸 などが残っている場合。
結論は処分を自分でしてもいいですし、残しておいてもいいです。
ただ、団地となると古いものも多いので、ご自身で処分しておくのがおすすめです。部屋も広く見えますし見栄えも少し変わります。
残しておく場合は処分費用も含めた値引きを要求される事もありますので、結果的にはゴミの日にまとめて出すと割と安く上がります。
掃除はしておくと○

家財を処分をしたあと掃除はしておくといいと思います。
ハウスクリーニングまでする必要はないですが、簡単でいいので換気をして掃除機をかけておきましょう。
リフォームはしなくていい
団地を売却するとき、築年数が古いとどうしても痛みが出ます。
とはいえ、傷んでいる箇所の修繕は売却する時はする必要はありません。
リフォームをしても高く売れることはあまりありませんし、団地となるとリフォーム代金が高くつく事が多いので、その分安くして、リフォームは住む人にしてもらいましょう。
もし不動産屋さんにリフォームしてから売りましょう。と持ちかけられたらその代わり値引きしますと言って断りましょう。
いくらとられるかわからないので修繕して売るよりも値引きをするのがおすすめです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
団地の売却についてまとめておきます。
・貸すより売ろう。
・家財は処分しておこう
・団地の近くにある不動産屋さんに依頼しよう
・リフォームはしなくていい